研修旅行 二日目

2022年05月01日

研修旅行 二日目

ホテル備え付けの目覚ましと携帯の目覚ましがほぼ同時になりだした6時20分起床ですぐ着替えてホテルの朝食バイキングへ

昨日あれだけ食べたのにもう腹がペコペコでした

6時30分開店と同時に中へ、当然会社の中では一番のりです

朝なのに量は夕食並みです

食べていると他の人も一人また一人とやってきました

とはいえ大声でしゃべって食べるわけにもいきませんので挨拶程度でしたけどね

レストランには結構な人数がいたにも関わらずものすごく静かでした

食べ終わり小休憩の後、8時30分に昨日と同じバスにのって知覧方面に出発です

海岸線を走るルート

ほぼ平行して指宿枕崎線が通ってました

池田湖パラダイス・イッシーの前で

すごく久しぶりに聞いた気がします。イッシー!

大ウナギが大きい水槽で飼われていました

ちょっとした水族館です

池田湖の背景に開聞岳がきれいにみえる場所でした

茶畑が多くなってきました

何本も立った防霜ファンと

茶の苦みを抑え、色を鮮やかにし、防霜を行う黒いシートです

知覧武家屋敷庭園 

江戸時代後期の生け垣と石垣がのこる武家屋敷です

ほとんどが枯山水式庭園の中ここは池泉でした

今もこの場所で住人が普通に住んでいます

きれいに手入れが行き届いた庭

維持がものすごく大変そうです

昼食をはさんで知覧特攻平和会館へ

今回、個人的にはここが一番来たかったとこです

特攻隊の事をあまり知らなかった子供の頃、一回来たことがあります

叔父が、世話になった兄ちゃんがいるといって写真をみてずっと泣いていました

文字もあまり読めず、展示の意味もわかっていなかった当時

大人の泣き顔なんてみたことのなかった自分はそれだけが強く心に残っていました

特攻隊の隊員の写真・最後の手紙が数多く展示しています

隊員は皆、現在の自分の半分あるいはそれにも満たない年齢です  

どれもが前向きに特攻に行きますと締めくくっています

本当にそう思っていたのか?検閲を恐れて本心は隠していたのではないだろうか?

笑顔で映っている写真があるが本当の心情はどうだったのだろう?

遊ぶことしか考えてなかった10代後半、20代前半の当時の自分がその立場になっていたらどうなるのだろうか?

何もかも捨ててその状況から逃げださないだろうか?そんな状況に追い込んだ国やあるいは家族までも恨まないだろうか?

どうせ最後なのだからと好き勝手な行動をおこさないだろうか?

戦時中と現在の状況はあまりにも違い過ぎて当時の隊員の心情を理解することはできません

でも色々と考えさせられる場所であることは確かです

70年以上もたてば風景は一変します

それでも先ほど見た桜島、開聞岳、知覧に広がる茶畑、武家屋敷などは当時とほぼ変わっていないでしょう

隊員の人も見ていたと思うと先ほどの風景もまた違った感じを受けます


最後は仙厳園です

後は空港だということでみんなおみやげを大量に買っていました

予算内ならあわよくばと思い気軽に入った薩摩切子ブランドショップ

とんでもない価格のものがケースに入らずズラっと置いてます

すっかりビビッてしまい背負ったリュックにあたって落とさないように

体の前に持ち替えてそそくさ退店してきました

個人的にはここからみた桜島が一番いちばん素晴らしかった

18時前に鹿児島空港につきました。バスで回った二日間、すごく便利で楽でした

長距離の運転お疲れさまでした。ありがとうございました。